知覧の水車カラクリ「桃太郎と鬼ケ島」

2013年のカラクリを見てきました。3組の桃太郎が、たくさんの鬼を退治します。
知覧の水車カラクリ
知覧の水車カラクリ
回り舞台の桃太郎人形(その1)
回り舞台の桃太郎人形(その2)

人形は全部で31体。それぞれが細かい動きを見せていました。
保存会の方に尋ねたところ、カラクリ復活から3回目の出演となる桃太郎人形もあるとのこと。人形は大事に保管してあり、新しい衣装に取り換えて、再登場します。
カラクリ(仕掛け)で今回工夫したところは、斜めに横切るキジの動きを1本のワイヤーで表現できるようにしたこと、桃太郎が登場する扉の開け閉め(台車でカチンとスイッチを切り替えます)などだそうです。
それにしても細かい動き。ゆっくり楽しめました。
ちなみに人形の動きは約3分で1回転します。昔話「ももたろう」のテープと歌は20分ほどありますが、その間、同じ動きを7回していることになります。桃太郎人形は左端に1体と、回り舞台を周回している2体(上の写真、その1・その2)があります。回り舞台の人形に注目すると、1回転したのが分ります。

●調査日:2013年7月9日
●調査地:鹿児島県南九州市知覧町郡 豊玉姫神社
上演は毎年7月9日・10日(豊玉姫神社六月灯)と知覧ねぷた祭りの日(こちらは新しいイベントの協賛。7月20日)です。

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