民俗写真で振り返るこの一年 - 秋の祭り

今年の十五夜は、坊津の行事を準備段階から回ってみました。
上之坊のツナネリ
(PENTAX K200D ISO100 1/125秒 F5.6 PENTAX-DA21mmF3.2Limited)
上之坊の「お月さまづくり」が、ツナネリと同様の動作をしていることに気づきました。
十五夜綱練りから見えた死と再生のモチーフ
→解説:坊津の十五夜 - 鹿児島祭りの森



豊祭(鹿児島の秋祭り。ほぜ - 放生会)では、南九州市川辺町の上山田太鼓踊り、南さつま市加世田津貫豊祭踊り、南さつま市坊津町坊ほぜどんを調査しました。
上山田太鼓踊りのワラフリ
(PENTAX K200D ISO200 1/1000秒 F3.5 PENTAX-DA70mmF2.4Limited)
上山田太鼓踊り(鹿児島県指定無形民俗文化財)は初めて拝見しましたが、勝目地区の他の太鼓踊りと比べると、より勇壮に感じられました。
→解説:勝目の太鼓踊り
津貫中間豊祭太鼓踊り(ミッキ)
(PENTAX PENTAX K-5 ISO100 1/800秒 F4.0 50MM PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED)
ミッキ(道行き)を見るのは、久しぶりでした。神社では3地区ともやるんだったんですね。私はチビなので、踏み台に乗って撮影しました。
→解説:津貫豊祭太鼓踊り(中間区・干河区・上門集落)

20年鹿児島を歩いて、ようやく郷土芸能の見方が分ってきたような気がします。鹿児島の郷土芸能で最も多彩なのは、棒踊りと太鼓踊り。有形民俗としての衣装・採り物、無形民俗としての歌(歌詞)・動き(踊り)、来年も一つずつ確認しながら歩いていきたいと思います。